ヒロセ通商は派手な食料品キャンペーンで顧客獲得に成功し近年のFX業界の風雲児や中心に君臨するFX業者です。
公式サイトを開いてもヒロセ通商ほど賑やかなFX業者も珍しいものです。
FXや株取引など投資というのは本来はあまり目立たないよう人目を忍ぶようなものでしたがそれをガラッと変えてしまったと言っても過言ではありません。
食料品キャンペーンばかりに目がいきがちですが、取引通貨ペア数は50、1千通貨単利取引対応、低スプレッド導入など画期的な方針も相まって顧客満足度も非常に高く着実に口座数も増やし、今では日本を代表する最大手のFX業者となっています。
そんなヒロセ通商が提供するFXサービス「LION FX」(ライオンFX)の特長やメリット・デメリット、口コミや評判等について紹介をさせて頂きます。
ヒロセ通商はどんなFX業者?
ヒロセ通商の公式サイトを開くと、まず最初に食料品キャンペーンがドーンと紹介され、一瞬本当にFX業者なのと目を疑うものです。
ある意味で規格外で型破りなFX業者なのでこれまでの既成概念にとらわれないのが良くも悪くも特徴となります。
しかし画期的な反面、金融商品のサービスは頑なにFX一本に拘り、FX取引の「LION FX」、通貨ペアの値動きを予想するバイナリーオプション「LION BO」だけです。
多くの業者が日経平均先物やCFD、自動売買などに手を出す中ヒロセ通商が扱うのはFX取引だけとなります。
よって他社の公式サイトを開くとFX業者を謳いながらもいくつもの商品サービスがあり、それぞれによって取引条件などが複雑でどこを見れば良いのか見当がつかない場合もあります。
しかしヒロセ通商の場合は全てがFX取引に関する事で実は初心者向けに丁寧に解説をしている稀な業者という一面もあります。
ヒロセ通商の特長は何?
ヒロセ通商は株や先物などの取引は未対応なので、現時点で取り扱う商品・サービスはこの二つです。
- LION FX…裁量判断によるFX取引
- BO…通貨ペアのバイナリーオプション
通貨ペア数、取引時間などの取引条件も横並びで「LION BO」ならではの特徴はありません。
「GMOクリック証券」などのバイナリーオプションの場合1日に10回号まで開催されますが「LION BO」は逆に少なくなって9回号までとなります。
よって贔屓目に見てもバイナリーオプション取引は他社と殆ど同じで特筆すべき点はないのでこれを目的にヒロセ通商で口座を開設するメリットはありません。
やはり「LION FX」でのFX取引がこの業者の屋台骨となって支えています。
ヒロセ通商のメリット!
これからFX取引きを始めようとする方はキャンペーンの食料品ばかりに注目するでしょうが、実はそれは単なる新規客獲得の切っ掛けに過ぎずそれ以外にも投資家を離さない特徴が「LION FX」にあります。
- さきよみLION チャート…過去データから未来の値動きを予想
- 業界屈指の通貨ペア数50、マイナー通貨にも対応
- 注文方法が驚異の27種類
- スキャルピング推奨で成行注文の約定率99.9%
- 最高水準スワップポイントで長期投資向き
まず「さきよみLION チャート」ですがこれはFX業界では”未来予測型チャート”と言われ導入している会社もいくつかあります。
しかしそれらは中堅どころの業者が多く、国内主要のFX業者ではヒロセ通商ぐらいです。
GMOクリック証券・DMM.com証券・みんなのFXなどは未導入なので大手業者から未来予測型チャートを使ってみたいなら「LION FX」が最良の選択候補です。
通貨ペア数は50になりこれ以上となるとサクソバンク証券・IG証券など一部の外資系FX業者しかありません。
これらが悪い訳ではないですが手数料やサポート体制などでどうしても国内業者よりも劣っているのも事実です。
注文方法に関しては他業者を完全に調べた訳ではないですが「LION FX」の27を上回る業者は多分存在しないと思います。
”時間指定注文”、”トレール注文”、”他通貨トリガー注文”など他の業者では扱いが少ない注文を多数取り入れています。
さらに業界屈指の低スプレッドで約定率99.9%のスキャルピングを推奨しながら、メキシコ ペソやトルコ リラなどマイナー通貨を扱う事で高スワップポイントによる長期投資にも向いているという短期・長期取引の両方での万能さがあります。
ヒロセ通商のデメリット!
「LION FX」には大きなデメリットはありませんが残念ながら細かな点では欠点とは言えるほどではなくても惜しいところが多々あります。
その点をこれぐらいなら許容範囲とするかちょっと納得できないとするかは個人次第となります。
例えば未来予想型チャート「さきよみLION チャート」は大変便利ですが実は全通貨対応ではなく、米ドル/円など僅か6通貨ペアのみ対応です。
これは未来予想型チャートを導入する他社と比較してかなり悪い数字です。
他にも食料品キャンペーンも大半は冷凍食品ですしさらに取引通貨量をかなり多くしないと目当ての商品が貰えない弱点があります。
注文やチャートを表示する取引ツールも豊富ですが多過ぎてどれがベストで使い易いのか今一つ分かり難いです。
さらにマイナー通貨を扱っているのでそれらは高スワップポイントですが米ドル/円など基本的な通貨ペアのスワップポイントがかなり低いです。
これらのデメリットを踏まえた上で、他社との通貨ペア数・スプレッド・最小取引単位を比較してみます。
- GMOクリック証券(FXネオ)…19ペア
- DMM.com証券(DMM FX)…20ペア
- みんなのFX…23ペア
- 外為どっとコム…20ペア
- ヒロセ通商(LION FX)…50ペア
マイナー通貨で高スワップポイントを狙っているなら最初にヒロセ通商をチェックするべきですね。
ヒロセ通商のスプレッド
- GMOクリック証券(FXネオ)…0.3銭、0.5銭、1.0銭
- DMM.com証券(DMM FX)…0.3銭、0.5銭、1.0銭/li>
- みんなのFX…0.3銭、0.4銭、0.7銭
- 外為どっとコム…0.3銭、0.4銭、0.8銭
- ヒロセ通商(LION FX)…0.3銭、0.5銭、1.0銭
GMOクリック証券、DMM.com証券とまったく同じスプレッドなので十分合格ラインではないでしょうか。
注意点としては「LION FX」はスプレッドが広がる場合が多いという情報もあります。
真偽は定かではないですが念頭には入れておくべきです。
- GMOクリック証券(FXネオ)…1万通貨
- DMM.com証券(DMM FX)…1万通貨/li>
- みんなのFX…1千通貨
- 外為どっとコム…1千通貨
- ヒロセ通商(LION FX)…1千通貨
みんなのFX、外為どっとコムには一歩及びませんがそれでも通貨ペア数では圧倒している点を忘れてはいけません。
ヒロセ通商に対する評価や口コミは?
口コミサイトやTwitterなどのSNSでは「ヒロセ通商」や「LION FX」について世間はどのような反応を示しているのか調べてみました。
- 注文方法が多いので、確実に利益を決済し損失も少なくできる
- スキャルピングがしやすい優良業者
- 相場変動時のスプレッド急拡大が激しい
- 米ドルやユーロのスワップポイントが低すぎない?
「ヒロセ通商」の場合は口座開設時と長く取引をしてからではそのギャップが多少あるのかも知れません。
食料品キャンペーンに関心を抱くのはFX初心者なので彼らがいきなりマイナー通貨で長期取引をするのはあまりないです。
それよりスキャルなど短期取引となるのでそこで指標時などに手を出してスプレッド拡大に遭い不満を募らせるというケースが口コミを見ていると多い印象を抱きました。
ヒロセ通商がおススメな投資家はどんなタイプ?
「ヒロセ通商」も初心者からベテラン向きですが取引をする際には注意をしましょう。
それは米ドル/円などメジャー通貨で長期投資をすると思ったほどスワップポイントが入らないのでガッカリするでしょう。
ですから米ドル/円ならスキャルピングなどの短期取引、話題のメキシコ ペソなど高スワップポイントがハッキリしているなら長期取引と目的を決めてから取引しましょう。
そうしないで人気がある業者だからと単に取引を始めると想像と違ってくるかも知れません。
また通貨ペア数が多いと分散投資を長期取引で行うとリスクを軽減させるメリットもあります。
そう言った意味では常に手法の分析・研究を行える人ほど「ヒロセ通商」向きのタイプと言えなくもありません。
まとめ
「ヒロセ通商」はバイナリーオプションも一応できますが、社よりも圧倒的にFX取引のみに力を注いでいる業者なので新サービスや新取引ツールの導入、通貨ペアの拡大などで今後も期待が持てます。
その様な観点からも口座を開設するメリットは十分にあります。
低スプレッド、取引通貨ペア数、最小取引単位などでは業界屈指レベルですしさらに注文方法の多さ、スキャルピングの短期取引と長期取引の両方に適している国内主要FX業者の中核を担う存在感があります。