OANDA Japanの概要
FXを利用した外国為替証拠金取引を行うにあたり、検討するのはどこのFX会社にするかです。
様々なFX会社がありますが、MT4等が使用できる数少ない国内証券会社であるOANDA Japanがおすすめです。
また、関連会社は米国・シンガポポールなど世界各地で事業展開されています。
資本金についても2億円を有していることから、非常に安心して取引のできるFX会社です。
MT4とTradingViewが使える
OANDA Japanの最大の特徴として、世界的に有名なFX取引ツール「MT4」と「TradingView」を利用することが可能です。
MT4
MT4は世界で最も有名なFX取引ツールと言っても過言ではありません。
カスタマイズ性に優れており、他の人が開発したテクニカル指標や自動売買プログラム(EA)を自分好みに組み込めることも使い勝手の良さの1つです。
TradingView
またTradingViewは、近年に話題が上昇しているFX取引ツールです。
パソコンのブラウザやスマホで利用できるため、ソフトウェアをインストールする手間がないことも利便性に長けています。
OANDA Japanの安全性
FXで取引をするにあたって、自己保有資産を預けた後に取引における実務を行います。
しかし、FX会社に預けた自己保有資産が消失してしまうリスクを危惧される方もいます。
例えば、会社そのものが倒産したときなどです。
銀行ではペイオフの制度が構築されており、1,000万円までの自己保有資産は預金保険法に基づき預金保険機構が保証することとなっています。
金融庁からのライセンス
これにより、外国為替証拠金取引においては金融商品取引法および関連法令等に基づき、ユーザーから預け入れられている証拠金については取引業者の固有財産と分離して管理することが義務付けられます。
また、三井住友銀行およびFXクリアリング信託と顧客区分管理信託契約を締結することにより、ユーザーから預け入れられている証拠金を信託口座にて区分管理しています。
このように、OANDA Japanが破綻した場合においても、ユーザーの自己保有資産は受益者代理人を通じてユーザーへ直接返還されることになりますので、安心して取引ができるのです。
レバレッジとは
レバレッジとは、投資するにあたり自分で保有している資金を元本として資金調達を行い、FXにおける取引額を自分で保有している資金以上に向上させることを言います。
OANDA Japanにおけるレバレッジは、個人のユーザーが25倍まで、法人のユーザーが50倍までとなっています。
レバレッジ0倍の取引だと…
- 1ドルが100円の時にドルに交換
- 1ドルが120円の時に円に交換
- 差額の20円が利益として計上
このように、レバレッジを使用しないと利益が20円となります。
しかし、25倍のレバレッジを使用していると利益は500円となります。
また、利益が逆転した際は損が500円となりますので注意しましょう。
海外FX会社では数百倍のレバレッジのところも
ちなみにXMなどの海外FX会社では、このレバレッジが数百倍に設定されているところもあります。
しかし、日本のFX会社では金融庁が定めた公的な規制である「金融商品取引業等に関する内閣府令」がありレバレッジを25倍までしか設定できないのです。
OANDA Japanのロスカットについて
レバレッジが低く設定されているとは言いながら、取引する金額が大きくなればなるほど損失を負うリスクを抱えることとなります。
大きく投資をして利益を出すときのリスクを回避する手法として、ロスカットシステムが導入されています。
OANDA Japanは追証がある
追加保証金のことを言います。
国内FX会社の場合ては、取引中におけるポジションの損失額が証拠金と比較して一定水準をオーバーすると、追加の証拠金を支払わなければならなくなります。
これはFXだけに限らず、信用取引や株価指数先物取引において保証金を担保に使用した取引を行う場合、定められた維持率を割り込むと必要証拠金の不足分を追加で入れなければならない制度のことです。
ロスカットと追証の矛盾
「えっ?ロスカットって大きな損失を抑えるためにあるんじゃないの?」
その通りです。
ロスカットは厳密に言うと一定の証拠金維持率で発動するため、本来は自分の資金以上の損が発生しないシステムのはずです。
しかし、現実的には相場が瞬間的に大きく動くとシステムが追いつかず、非常に不利な場所で約定してしまうことがあるのです。
これを「約定が滑る」と言いますが、これにより自己資金以上の損が発生してしまう可能性があるのが国内FXの怖いところです。
そういった場面を避けたり、自己資金に対して余裕を持った取引を行っていれば、その心配は軽減されます。
OANDA Japanにゼロカットシステムはない
海外のFX会社には追証が発生しないゼロカットシステムが構築されていますが、OANDA Japanを含めて日本のFX会社ではゼロカットシステムがありません。
損失補てんは法律で出来ないのも一因
ユーザーの自己保有資産以上に損失が出た場合、ゼロカットシステムによりその損失をどこが補うことになるのかと言うと、FX会社が負担することになるのです。
これは「損失補てん」にあたる行為であり、日本国内の証拠金取引においては、金融商品取引法第三十九条で「損失補てん」が禁じられています。
また、金融先物取引業取扱規則において「ゼロカットシステムを採用しなくて良い」と記載していることも理由の1つです。
OANDA Japanaのスプレッド
FXの取引におけるスプレッドとは買値と売値の価格帯の差を示しています。
買値についてはビットレートと呼ばれ、売値についてはオファーレートと呼ばれています。
買値とは現在ユーザーが売却できる価格で、売値とは現在ユーザーが購入できる価格です。
また、このスプレッドの表示については、実際取引が行われている価格からFX業者に支払う手数料をプラスした値段が表示されています。
OANDA Japanのスプレッドは他のFX会社と比べて狭い傾向
OANDA Japan主要通貨スプレッド
通貨ペア | スプレッド |
---|---|
ドル円 | 0.3pips |
ユーロ円 | 0.4pips |
ポンド円 | 0.9pips |
ユーロドル | 0.5pips |
ポンドドル | 0.7pips |
※ ピップス(pips)とは、ドル円などの通貨ペアにおいて価格変動を表すために用いられる数値です。
ピップスは、通貨ペアのスプレッドの計算や売買によって発生する利益や損失を計算するときに使用されます。
主要な通貨ペアでは、小数点以下第4位まで明示されるため、最小変動は「0.0001」となり、小数点以下第4位の数字に該当します。
OANDA Japanとその他主要FX会社のスプレッド比較
通貨ペア | OANDA Japan | ヒロセ通商 | FXTF | XM |
---|---|---|---|---|
ドル円 | 0.3pips | 0.3pips | 0.3pips | 1.8pips |
ユーロ円 | 0.4pips | 0.5pips | 0.6pips | 2.6pips |
ポンド円 | 0.9pips | 1.0pips | 0.9pips | 3.8pips |
ユーロドル | 0.5pips | 0.4pips | 0.5pips | 1.6pips |
ポンドドル | 0.7pips | 0.8pips | 1.1pips | 2.3pips |
このようにOANDA Japanのスプレッドが狭いことが分かります。
OANDA Japanのスプレッドは変動する
事例としては、レートが著しく変動しているときや、相場の流動性が低いときなどが挙げられます。
社会情勢及び経済情勢に多大なる影響を与えるような大きな報道がされたときは、為替レートが著しく変動することに起因してスプレッドも変動することが想定されます。
また、相場の流動性が低いときも同様で、スプレッドが変動します。
OANDA Japanの魅力
OANDA Japanは冒頭に書いた通り日本では数少ない「MT4」が使用できるFX会社です。
MT4では23種類の分析ツールと30種類以上のインジケーターが標準で内臓されています。
また、スプレッドが狭いことからスキャルピングやデイトレードなど、短期のトレードスタイルでは非常に有利です。