投資って怖い?独断と偏見の投資ジャンル早見表

辞めたくても辞められないリアルな話

先日、元職場の知人と食事をしてきました。

私と年齢がほとんど変わらない40代の彼は社内で評価も高く、新しい事業部を立ち上げたり業績を伸ばしたりとバリバリの会社人間です。

当然の流れといいますかフリーで生活している私を見て羨ましがっていたのですが、辞めるに辞められない会社人間ならではの現実を聞くことができました。

恐らく世の中にはこういう人ってたくさんいるんだろうなと思った次第です。

会社への想い

社内で一目置かれる彼は会社の発展のために尽力してきた一人です。当然評価もされてきたし立場も高いポジションです。

だから会社をここまで育ててきたという自負も当然強い。かといって「自分がやめたら会社がダメになる」というような自信過剰なところもありません。

ちなみに「自分がやめたら会社が心配…」といっているアナタ!全く心配いりません。組織はそれなりに補完しあって進んでいくので大丈夫。変な言い訳はやめましょう。

話を戻します。

しかし会社への思いが強いあまり正義感がどんどん高まり妥協が出来なくなってきているのです。

これは決して悪いことではなく、入社したての時はすべてが新鮮で、辛いことも勉強と思って取り組んできましたし、周りにも強要してきました。

でも時代は変わります。情報化社会が一気に進み個人の意志が尊重されることが多くなり、昔のような人間関係や仕事のやり方では通じなくなってきていることも事実。

彼自身はそういう変化には敏感ですので、人間関係を壊すことはありません。でも会社の制度は確実に古くなってきています。

時代背景に合わせて会社も変化していかなくてはいけないと悟ってはいますが、どうにもこうにも古い体制を維持したがる勢力は大きくまさに間に挟まれていることへの疲労が蓄積されている状況でした。

想いが強すぎるだけに理想と現実のギャップに違和感を強く感じています。

家族への想い

彼は40代で結婚もしていますが子供はいません。奥さんも同年代。

家族持ちよりよっぽど自由が利いて羨ましいと思ってる方もたくさんいますね~。ですがここはとても現実的な話を聞けました。

多くの場合、結婚したら子供を産んで…が自然な流れだと思います。特に女性はそれを望む人が多い。

お互い口には出さないけど、年齢的にも出産が厳しくなってきているし、かといって作るための行為も考えられないそうです。

また、長い間同棲生活してて、良く言えば気心知れているが、悪く言えばマンネリ。こんな状態で子供が出来ても幸せに暮らしていける自信がないそうです。

確かに世の中には「子供が出来たら変わる」という人もいます。でも全員がそうではないと思うし出産してすぐ離婚する人だって大勢いるので、私からすればそれは綺麗事じゃないかなって思います。

子供が出来たら出来たで、最低でも10年以上は時間とお金を子供に注ぐようになります。そうなると仕事も辞められなくなる。

家庭をとるか

自分の夢を追うか

両立させるか

もし自分の夢を追うことになったら将来的に奥さんを幸せにしてあげることが出来ないので離婚も考えているそうです。

冷たく聞こえるかもしれないけれど共感できる方、いるんじゃないかなぁ。

じゃあなんで動けないの?

多くの人が上記のような考えや悩みを沢山持っていると思います。ではなぜ行動できないのか?

それはお金が無いからだと思います。

直近の生活費はもちろん将来的な保証もなくなる。それが怖い。

宝くじで1等当たったら全てを捨てて自由を取る人は意外の多いのでは?

でもそれが出来ないから「情」とか「使命感」というのを持ち出してくるのかもしれません。

彼はそこに気づき始まっていて、その両方を捨てるかもしれません。お金さえ準備できれば。

ここまでくれば後はどうやってお金を増やしていくかに挑戦していくことになるでしょう。

現状を抜け出しお金を増やすために必要なマインド

当サイトで紹介しているようにアフィリエイトとかFXなどそれぞれ方法はあります。

しかし、いずれの方法も簡単には出来ないし時間と勉強と作業が必要です。

今回彼にアドバイスしたことは、今まで10:0で仕事に傾けていたパワーを、7:3とか6:4にして自分の将来のための時間にしたらどう?ということでした。

仕事に情熱を持って取り組んできた彼にとっては酷なアドバイスかもしれません。しかし私も同じく仕事人間でしたが、考えを切り替えてから急速に気持ちが楽になり退職への道筋が見えたものです。

会社が自分の人生を守ってくれるなんて幻想です。その幻想に捕われて自分の人生設計が見えなくなっているんです。

仕事に100%使っていた時間を自分の将来を考える時間に充てるようにし、これからの人生いくらのお金が必要で、年金が何円で、退職金が何円で、と具体的に計算してみてください。

明確化することで危機感も出るし、行動の源になってくるのです。