仕事辞めてから振り返るといろいろあるんですが、これについてはホント最後は「やりきった(取りきった)」感が満載です。
どうせ辞めると決めたなら、周囲にどう思われようが関係なくなる訳です。
そうなったら有給を取ることさえも抵抗がなくなりましたね。
よくブラック企業は有給取らせないとかやってますが、半分は本当だと思うし半分は取れないと自分で思いこんでるだけなんじゃないでしょうか。
ちなみに「俺は有給なんていらん。バリバリ働きたい」という方は価値観が違う内容になってますのでご了承ください。
有給取れないと思い込んでない?
恐らく有給を取らない人の大半はこんな理由じゃないでしょうか。
- 評価に影響する
- 後ろ指さされる
- 溜めておいていざという時使いたい
評価に影響する
いやほんと辞めたから言えるわけですが、有給取るくらいで評価に影響出る会社なんてそもそも未来がないと言うか時代錯誤です。
上司の言い分としては「業務に必要な人数が足りていないのに休むの?」とか「上司がこんなに働いているのに休むの?」が大半です。何を隠そう私もそういう事言う上司だったのですが。
でも仕事ができる人って有給取っててもしっかり結果を出すことが出来るんですよね。そういうのを見抜けなかった。
しかし有給取ることを正義としてお構いなしに休みを取っている人間は仕事が中途半端なのが多いのもこれまた事実です。そして人間は悪いところに目が行きやすいですから、有給取る=能力が低い、となり評価も下がりやすい認識が多いのではないでしょうか。
当たり前のことですが、そのへんのサジ加減を見極めることが重要ですね。
後ろ指さされる
もし自分が逆の立場だったら、有給取っている仲間を見てどう思いますか?って話。
おそらく大半の方は妬むのではなく羨ましがると思います。もしここで妬む側に回っていたら、あなたもブラック企業と同じですよ。
周りの目が怖いと思っているのは自分だけであって、周囲の人間は深く考えていません。
あまり気にしなくていいと思います。
溜めておいていざという時に使いたい
これは悪い話だとは思いませんけど、結局使うタイミングがなくって期末にまとめて使ってみたりする人がいます。
しかも同じこと考えている人間とバッティングするので有給を取ってしまうと業務に支障が出る…だから取れない、取りにくいというパターンです。
これは完全に自己都合なので、しっかりとしたスケジューリングをし、せっかくの有給ですから有意義に使いたいものです。
どうしても取れない会社の場合
自分の経験からすると、今どき有給を全く取れない会社なんて無いだろうと思っていましたが甘かったですね。
「有給チャンスメール」といったことが社内で行われているような会社がありました。正解しないと有給取れないとか…
もうこの次元になると会社ぐるみというよりは所属長の問題なんでしょうけど、逆に大きな会社になればなるほど人事部などでのチェック機能が麻痺していることになります。
それが結果として「有給取れない会社」となるわけです。
現実的な話をすると、そんな会社は辞めるか、喧嘩するか、我慢するかしかありません。
極論を言えば労働監督署に訴えるという方法もあるのですが、そこまでする人はごく少数ではないでしょうか。しかもタチの悪いことに会社側もそこを分かってるんですよね。
だから流れを変えるために行動を起こすか、妥協して流されるかしかありません。
気をつけたいのは妥協して流されていると自然と有給取らないことが当たり前となり、他人にもそれを求め始めることです。それが会社として一番まずい方向に行くと思います。
有給なんてさ取っちゃえばいいんですよ
これが結論。
取れる取れないは会社の事情もありお互いに言い分もある。有給は正当な権利ではありますがそこは無視してはいけない部分ではないでしょうか。
しかし誰がどう見ても問題ないのならしっかり主張して休むべき。
そこで脅し文句を使ってくるようなら、その会社に長く居る必要はないってことですよ。だって時間を搾取されているわけですから。
収入の問題があるから問題は起こしたくないと考えがちですが、自分の人生の大切な時間を捧げるほどの価値がそこにはあるかというバランスを見て対応したいものです。
ちなみに私は価値がないと判断したので収入の問題はありましたが辞めました。