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楽天証券の少額投資非課税制度「NISA」を徹底解説

楽天NISA

「NISA」(ニーサ)と呼ばれる新しい投資は2014年からスタートしています
当時は大々的に宣伝し、石原さとみ・剛力彩芽・天海祐希・西田敏行などの名立たる有名俳優陣が各金融機関のCMにこぞって出演していたのです。

最近はCMを観掛ける機会は少なくなっていますがそれでも「投資家デビュー」「少額OK」などのフレーズを記憶の片隅にある人も多いのではないでしょうか?

「NISA」を取り扱っている金融機関は実に多様でネット証券や店頭の大手証券以外にもメガバンクや地銀、ゆうちょ、ネット銀行と種類豊富です。

その中でどこに興味があるのか?そこで今回はネット証券でも最大手の一つである楽天証券の「NISA」について調べてみました。

「NISA」を知らない! そんな方に簡単解説!

まずは「NISA」について簡単な説明です。

金融庁によると「NISA」は”Nippon Individual Savings Account”の頭文字を取ったものです。

”Individual Savings Account”はイギリスの”個人貯蓄口座”を指し日本では「少額投資非課税制度」となります。

少額投資は読んで字の如く数百円単位の投資で要するに初心者向けの株式や投資信託の投資を一定期間非課税にするものです。

NISA=少額投資非課税制度

株やFX、仮想通貨でも良いですが、これらの金融商品で取引をして利益を出すと売却益や配当などで約20%(仮想通貨はそれ以上)の税金を支払う義務があります。
楽天NISA
しかし「NISA」は非課税制度なので税金は1円も取られない大変便利な新制度として注目を集めました(厳密には2023年や2037年までが非課税です)。

NISA=税金無し(期間条件付き)

「NISA」を始めるには扱っている金融機関ならどこでも良く、主なメガバンクやネット証券、地銀などならどこでも口座を開設して取引開始となります。

NISA=ネット証券・大手銀行などネットと店頭で取り扱い

「NISA」の口座(種類)は以下の3通りです。これはどの金融機関でも統一されています。”①”だけ、「一般NISA」と明記する業者もありますが、中身は同じです。

  1. NISA(一般)…投資経験者向き、積極投資
  2. つみたてNISA…初心者向き、少額投資メイン
  3. ジュニアNISA…教育資金目的
③ジュニアNISAは子供が直接投資をすると誤解されますが、これは子供の将来の為の投資で教育資金づくりと考えましょう。

①と②に関しては、投資経験者と初心者向きと分かれていますがあまり気にする必要はありません。

それより年間投資上限額や非課税期間の違いがあるのでそれで判断しましょう。

①~③の口座からどれを選択するかは実は非常に大切です。

なぜなら「NISA」は国が主導する優遇措置なので一つの口座しか選択出来ないからです。

翌年になると金融機関変更は可能です。

しかし口座変更でも既に取引を始めている場合は変更に時間を要する場合が多いです。

詳しくは各金融機関に問い合わせてみる必要がありますが口座選びは慎重に行いましょうということです。

NISA(一般)・つみたてNISAの比較

NISAには2つの投資方法があり、貯金感覚で増やしていけるつみたてNISAも人気です。

NISA(一般)の場合

積極的な投資、年間投資額が40万円以上になりそうならこちらがおすすめ

  • 運用方法…通常買付・積立方式
  • 年間投資上限額…120万
  • 非課税期間…5年
  • 対象商品…国内株式・海外株式・投資信託
  • 非課税対象…2023年開始分

つみたてNISAの場合

少額スタートで投資初心者の方はこちらがおすすめ

  • 運用方法…積立方式
  • 年間投資上限額…40万
  • 非課税期間…20年
  • 対象商品…投資信託
  • 非課税対象…2037年開始分
両方とも一長一短で判断が難しいですが投資金額に余裕があるならNISA(一般)から始めるのが良いでしょう。

非課税期間が短いのでそに注意点し、後からつみたてNISAに切り替えるのもおすすめです。

では続いて楽天証券「NISA」の説明です。

楽天証券「NISA」の特長

まず結論から申しますと少額投資の非課税を謳う「NISA」ですが、銀行窓口によっては手数料はゼロではなくそれどころかきっちり取られます。

手数料はそれぞれの金融機関で違いもありますがネット証券が一番安く基本無料でお得になります。

ですから楽天証券を始めとしたネット証券で口座開設をするのが一般的です。

その中でも手数料・取扱商品数・キャンペーン・スマホ対応などから楽天証券やSBI証券が群を抜いているのが事実です。

店頭での証券会社、大手銀行で「NISA」を始める人は相当稀なケースか残念ながら高齢者の方が多くなります。

ネット証券ならではの特典が多い楽天証券のNISA

楽天証券「NISA」は取扱商品数は業界最大手で国内株式なら手数料無料、アメリカや中国などの外国株式にも対応、さらに楽天カードクレジット決済対応などネット証券最大手ならではの特徴がいくつもあります。

手数料を始め、取扱銘柄の多さを考えると楽天証券で始める「NISA」は初心者からベテランの方まで使いやすいのです。

楽天証券「NISA」のおすすめポイントはこれ!

楽天証券でNISAを始める3つ理由
  1. 取引ツール「マーケットスピードⅡ」の実力が申し分ない
  2. 楽天カードのクレジット決済&楽天スーパーポイント付与と使用可
  3. 豊富な商品ラインナップ&商品選び方も4種類用意
楽天証券での取引ツールといえば「マーケットスピードⅡ」を扱わない訳にはいきません。

個人投資家の間ではあまりにも有名な取引ツールで、その圧倒的な情報量や取引スピード、操作性、さらにセコム協力による安心で堅牢なログイン、プロトレーダーの売買テクを自動で注文できる”アルゴ注文”などは、他業者にはない楽天証券だけの強みです。

いくら一定期間非課税となっても利益を出さないと話になりません。その為にも楽天証券は使いやすさを追求し個人投資家を応援する業者なのです。

楽天証券「NISA」の商品選び方は以下の4つ

  1. 楽天証券ファンド7…初心者向けバランス型2本と積極運用5本
  2. 銘柄ランキング…人気商品が一目瞭然
  3. ファンドセレクション…厳選ファンド10本紹介
  4. 投信スーパーサーチ…全2559本
銘柄選びが面倒、どれが良いか悩みそうなら文句なしに①楽天証券ファンド7、又は③ファンドセレクションから選ぶのが無難です。

これらは他のネット証券でも同様の商品選びはありますが、楽天証券は商品数が業界最大手なのでその中から選りすぐりの商品です。

楽天証券「NISA」のメリット&デメリット

楽天証券で始める「NISA」取引はメリットが多く、個人的には一番使いやすくおススメの業者だと思っています。

しかし弱点というか注意すべき点がない訳でもありません。特に投資経験がゼロで初めての投資が「NISA」となると分からない事がいくつもあるでしょうし、楽天証券が使い難い・分かり難いと感じる事もあるかも知れません。

楽天証券「NISA」のメリット

メリットは取扱商品本数、手数料、サービスやアフターケア、取引ツールなどが全て高水準で業界最大手らしく充実度を誇っているところです。

細かく挙げると他社より劣っている面もありますが、総合的なバランスではNo.1ではないでしょうか。

中でも投資信託の豊富な商品数、外国株対応などはベテラン投資家も満足ですし、初心者には楽天スーパーポイント付与やそのポイントで取引に使えたり、超少額の100円投資可能もメリット以外の何ものでもないです。

他にも「NISA」口座開設で楽天スーパーポイントが貰えるキャンペーンを頻繁に行っていますし、同時に楽天銀行や株・FX口座も開設すると、さらにお得な現金キャッシュバックやポイント還元などのキャンペーンがあります。

迷っているならこれらのキャンペーン目当てでの口座開設も十分にありです。

楽天証券「NISA」のデメリット

デメリットとしてはネット証券で「NISA」を扱う業者にはSBI証券・カブドットコム証券・マネックス証券・DMM.com証券・ライブスター証券など数多くの業者が参入しています。

これらと比較して初心者が最も扱いやすいのは楽天証券と断言できない点があります。

好みの問題でもありますが、先ほど推した取引ツール「マーケットスピードⅡ」も、初心者の場合は操作し辛いや動作が重い・遅いといった不満に感じるかも知れないからです。

投資経験が豊富であったりパソコンに詳しいならある程度の性能を備えたパソコンで取引しますが、初心者で古いパソコンだと「マーケットスピードⅡ」に対応しきれない場合もあります。

また長期取引専門ならそもそも取引ツールは不要という考えもあります。ですから万人に向いているとは言い難いのも事実です。

次に他サイトで”NISA ランキング”などで検索をすると1位になるのは大抵でSBI証券となります。

肝心の楽天証券は2位や3位になるのが多いです。

その理由として手数料などは楽天証券とSBI証券さらに他のネット証券も基本無料で差がないのに、取扱商品本数で僅差ながらSBIが最も多く、次いで楽天となるからです。

この単純比較から総合評価ランキングなどでSBI証券がトップになるのです。さらに新規公開株のIPO取扱がSBIは大得意とし圧倒的な本数で他社を引き離しています。

これらの比較条件があるとSBI証券が最も人気があるのも納得で、楽天証券は少し劣る面がデメリット判断でランキング2位や3位に入るのです。

しかし取扱商品数は僅差で差がないですし、IPO本数も当選しないと意味がありません。

何よりも比較対象に入らない「マーケットスピードⅡ」の便利さや、楽天スーパーポイント、口座開設キャンペーンなどまで含めると個人的には楽天にデメリットがなく、「NISA」取引を始める第一候補になります。