自分でホームページ・サイトを作る時に多くの人はネット上のテンプレートを利用して制作します。
プロでもない限りイチからサイトのデザインを作ることは難しいですし効率も悪くなります。
特に今の時代はスマホにも対応したレスポンシブデザインでないとユーザーやGoogleから評価してもらえません。
そんな中、無料・有料問わず「SEOに強い」という言葉ばかりでテンプレート選びも一苦労。しかし実際は冒頭にあるような理由から「どれもそんなに変わらない」というのが私の結論です。
強いの基準がバラバラ
「SEOに強い」ってどんな状態を指しますか?
検索順位が上がるという表現もあれば、最適化するという言い方もあります。
どちらも正解なんですが、そもそも検索順位というのはライバルサイトとの関係もありますし、最適化って今どき当たり前です。
一般的にSEO対策で検索すると、スマホに最適化しましょうとかパンくずリストを設置しましょうとか出てきます。
最低限そのくらいを抑えておけば大丈夫ですし、特にスマホ最適化なんて言うのは当たり前です。
でも中にはそういった対策がされていないのに「SEOに強い」と言っているテンプレートもあります。
ですから、強いという基準よりも最低限必要なものが実装されているかどうか?で選んだほうが良いでしょう。
と言っても2つしかありませんが…
・パンくずリスト
内部リンク最適化とかGoogleのクローラーが読み込みやすいように最適化といったもの。
最適化の基準は?と突っ込みたくなりますが、ユーザー目線で読みやすい、サイト内を回遊しやすいというのが本来の基準です。
Googleから良い評価を得たいのは当然ですが、サイト訪問者が利用しやすいように作ることが結局は最適化なのです。
それぞれが独自構造なのでどれが正解なのかわからない
やはり少しでも検索順位を上げたくて、過去に数え切れないほどのテンプレートを購入してきました。
新しいテンプレートを使うたびに疑問に思っていたことがあります。
それは同じ見出しであってもH2を使うテンプレートとH3を使うテンプレートがあったのです。
サイドバーもH3だったりH4だったり、中には見出しタグ指定がなかったりとこれまたバラバラです。
そしてどれもが「SEOに強い」とかがウリ文句でした。
このHタグは文章内での強さを意味するものであり、タグの使い方は色んな情報が飛び交っています。
なのでテンプレートを変えるときは恐る恐るだったのですが、結局何も変わりませんでした。
でも、SEOを意識しすぎてやたらとHタグを使いまくるテンプレートは避けましたね。
検索順位の話になってもテンプレートの話題にはならない
私はよく情報収集をツイッターで行っていますが、テンプレートがSEOに影響するという話題は見たことがありません。
使いやすい・使いにくいの話題はよく見ます。
それよりも
- どういったキーワードが報酬につながるか?
- ボタンの色は何色が押されやすいか
- カテゴリ分けなどのサイト設計は適切か
【結論】テンプレートを選ぶ時は使いやすさを重視しましょう
なぜここまで言い切れるかといいますと、私のサイトは最初Dreamweaverというプロ向けのソフトにネットで拾ったテンプレートで作ったものでした。
当時の収益は月間で5万円。
しかし3年前にシリウスに変えてからは月間で50万円というように10倍達成したのです。
え?それってテンプレートの影響じゃん?確かにそうです。
ですが順位が大幅に向上したのではなく、私にとってもサイトの訪問者にとっても利便性が圧倒的に向上したからなんです。
ユーザー目線の利便性
読みやすい行間、配色、そして文章力。
これってテンプレート関係ないんです。
自分で見るサイトってデザインにはそんなにこだわってないですよね?スマホが主流なだけにカッコいいテンプレートを使う意義も薄れています。
サイト制作者の利便性
最初に使っていたDreamweaverは高機能すぎて使いこなせていませんでした。
しかしシリウスにしたら使いやすいのなんのって。
アフィリエイター向けに開発されているだけあって、使いたい機能がわかりやすく装備されています。
例えば文章にマーカーを引きたいときは、Dreamweaverならタグを打って…となりますが、シリウスなら専用のボタンを押してデザインを選ぶだけ。
スタイルシートの調整も簡単ですし、ずーっと使いたかったボタン類も豊富に用意されています。
そして結果的に作業のスピードが格段に上がるのです。これが大きい。
どんどんサイトを見てくれる人が見やすいように、商品を買いやすいようにカスタマイズしていけるのです。
シリウスもSEOに強いとは聞いていましたが、私的には作業の効率が大きく上がったこと。
そして結果的に訪問される方にとって使いやすいサイトとなり自然と評価が上がり報酬も増えていった。そう感じています。