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IPO投資とは?始め方から失敗しない証券会社の選び方まで

「IPO投資」という投資方法を知ってますか?
2018年はメルカリなど知名度の高い企業が株式市場に新規上場したため、IPO投資が一躍注目を浴びました。

IPO投資は初心者でも簡単に利益が出やすい事から人気がありますが、当選確率が低く必ずしも儲かるわけではないというデメリットも存在します。

今回は「IPO投資って何?」「何故儲かるの?」「失敗する事もあるのでは?」と思われる方のためにIPO投資のメリット・デメリットや仕組み、更にはIPOに当選しやすい証券会社の特徴についてもご紹介していきます。

IPO投資とは

IPOとはInitial Public Offeringの略で「新規公開株」のことです。株式市場に初めて上場する企業の株を買い、上場した初日に売って利益を出す事をIPO投資といいます。

なぜ新規公開の株を買い、初日に売却すると利益が出るのでしょうか?

IPO投資のカラクリ

IPO投資を図にすると以下のようになります。
IPOの仕組み

①これから上場する株を抽選で手に入れ
②上場初日に売り出しますが、初日の価格が公開価格を上回る事が多いです。

つまり「売り出すだけで儲かる」ので、複雑な判断をする必要がなく初心者でも利益を出す事ができます。

公募価格が安く設けられていたり、需要が多かったりなどの理由で初値が公開価格より上回ります。

「日本人は初物が好き」という事実も理由の一つとして挙げられます
ただ初日に買い注文が多すぎたために、値がつかない場合は売る機会が延びてしまいます。

そして必ずしも初値で売却しなくてはならないわけではなく、値上がりを待ちたい場合はそのまま持ち続ける事も可能です。

またIPO投資は資金が少なくても可能である、というメリットもあります。

銘柄にもよりますが、購入価格は数万円~50万円程度で他の投資と比べ資金は少なくて済むのでローリスクです。

2018年は89%の確率で公開価格が初値を上回っていますので、ローリスクなおかつハイリターンな投資と言えるでしょう。

IPO投資のデメリット

ここまではIPO投資のメリットについて解説してきましたが、次はデメリットについても確認しておきましょう。

当選確率が低い

IPO投資は簡単に利益が出ることから、投資家に人気があり抽選の当たる確率が低いのが現状です。

銘柄によって違いますが当たる確率は約100分の1とも言われています。

そもそも当選しないと購入すらできませんので、IPOの抽選に掛けた時間や労力が無駄になってしまう事があります。

失敗する事もある

2018年は89%の確率でIPO投資は利益が出ましたが、裏を返せば残りの11%は損をしているわけです。

運良く当選しても初値が思ったより伸びなければ利益が出ないこともある事を覚えておいてください。

このようなデメリットもありますが、やはりIPO投資は銘柄選びに頭を悩まされる事もなく儲かる確率が高いので初心者におススメの投資方法です。

それではIPO投資をどうやって始めたらいいかをご紹介します。

IPO投資を始める方法

IPO投資を始める手順は以下のような流れになります。

手順1
資金を準備する
30万~50万程度の資金が必要となります。

資金が多い程たくさんのIPO抽選に参加できますので、可能であれば資金は多めに準備しておきましょう。

手順2
証券会社に口座を開設する
当選確率を上げるために複数の証券会社に口座を開設する事をおススメします。

1つのIPOに複数の証券会社から抽選に応募する事ができます。

手順3
IPO情報をチェックする
証券会社に口座を開設するとプランによってはアドバイザーが付くことがあります。
MEMO
担当アドバイザーが付かなくても、各証券会社のお問合せセンターに電話すると多くの場合情報を提供してくれますのでまずは証券会社から情報を手に入れましょう。
インターネットでもIPOの情報を公開しているサイトは多数存在しますので、積極的に情報収集をしていきましょう。

IPOの情報収集で重要なのは企業情報とスケジュールです。

企業情報は儲かるかどうかを「業績が伸びているか」「調子の良い業種か」などで総合的に判断しランク付けします。

スケジュールとは申込期間や抽選日、購入期間などでどちらもIPO投資する上で重要な情報となります。

手順4
抽選に応募する
IPOは「ブックビルディング」と呼ばれる1株あたりの新株発行価格を決める「需要の予測」により価格を決定します。

ブックビルディング期間中に、ブックビルディングへの参加を申し込む事で抽選に応募することが出来ます。

この時点で購入する資金(前受け金)が口座に無くてはならないため、できれば資金は最初に準備しておきましょう。

手順5
当選したら購入する
抽選結果は証券会社のマイページなどから確認できます。必ず期間中に購入しましょう。
手順6
上場日に初日で売却する
当日の朝になると購入したIPOが売り出せますので、すぐ売却して利益を確定しましょう。

もちろん値上がりしそうでしたら、そのまま保有していても大丈夫です。

証券会社によって当選確率が違う?

IPOは証券会社によって当選確率が違うので、なるべくIPOに強い証券会社を選びたいところです
それではIPOに強い証券会社の特徴とはどのようなものがあるのかを確認しておきましょう。

【A】主幹事実績がある

「主幹事」とは、企業が新規上場する時に証券会社の中で中心となりサポートする行う証券会社の事です。

MEMO
主幹事実績がある証券会社はIPOの割り当て数が多くなることから、当選確率がぐんと上がります。
8割から9割ほど主幹事実績のある証券会社に割り当てられますので、主幹事実績は証券会社を選ぶうえで重要なポイントです。

【B】IPOの取扱数が多い

証券会社によってはIPO取扱数が80を超える会社もあれば0の会社もあります。

IPOの取扱数が多ければ多い程当選確率を上がります。

【C】抽選が公平である

IPOの抽選方法は証券会社によって異なります。

一般的にIPOは資金が多い程優遇が受けられ当選確率が上がるとされていますが、「平等抽選方式」と呼ばれる「1口座につき抽選権は1つ」の証券会社を選べば抽選は公平ですので、資金が少なくても当たる確率は高くなります。

逆に資金を十分に準備している方は「口数比例方式」と呼ばれる資金が多いほど有利な方法を採用している証券会社を選びましょう。

【D】開設口座数が少なめ

証券会社の口座開設数が多いと必然的にライバルが多くなり、当選確率が下がってしまいます。

口座の開設数が少ない「穴場」の証券会社を選ぶ事で当選確率が上がります。

以上の条件を満たした証券会社に複数口座を開設しておきましょう。

中でもA,Bは必須ポイントで、当選確率が上がる近道になります。

全てを満たす事に越したことはないですが、A,Bを満たしているバランスの取れた証券会社に入る事も戦略の一つです。

IPOと似ているPOって何?

POはPublic Offeringの略で意味は「公募・売り出し」です。

既に上場している企業が新たに発行する株式や既に発行する株式を通常のマーケット外で投資家に売り出す事を指します。

企業の資金調達や新規発行株式の売り出しを目的に行われることが多く、通常より割引された価格で購入することができます。

一見IPOと似ていますが「実施している企業がすでに上場しているか否か」が両者の違いとなります。

初心者におススメなのはIPO投資

IPOは低リスクで高リターン、知識も少なくて済むので初心者には格好の投資ですね
もちろん投資のためにIPOを買う事も重要ですが、「新たに上場する企業を応援する」という観点からもIPO投資は大事な役割を果たしています。

そのため初日に手放さず、長い目でどう伸びていくかを見守るのもIPO投資の醍醐味の一つかもしれません。

投資家としても一社会人としても有益なIPO投資をぜひ始めてみましょう。

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